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ネタバレ

名探偵コナン93巻のネタバレ!感想や登場人物、重要なポイントまとめ

この記事では名探偵コナン93巻の内容と感想を書いていきたいと思います!

93巻についてのネタバレはもちろん、感想や登場人物、重要ポイントをまとめてみました~

 

もちろん盛大なネタバレを含みますのでその点はご了承ください。

93巻は小五郎大活躍シーンや、若狭留美先生の秘密が小出しされているため要チェックです(^^)

まじっく快斗1412・平次やキッドの特集もあり♪

などなど…

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名探偵コナン 93巻のネタバレ!内容はこちら!

FILE.1から順番に内容を書いていきますが、FILE.1に関しては92巻FILE.11からの続編となっているので、話を最初から見たいという方は事前に『名探偵コナン92巻 ネタバレ・感想』もお読みください。

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FILE.1 待ち合わせは喫茶ポアロで

【登場人物】
◯ レギュラー陣

安室透、江戸川コナン、榎本梓、遠山和葉、服部平次、毛利蘭、謎の男

◯ 被害者、容疑者等

大積明輔(21)、山下唯(21)、安斉典悟(20)、永塚稔(20)

【話の概要】

ポアロで停電が起き、梓がすぐブレーカーを上げると、そこには安斉典悟が倒れていた。

しかし、まだ息はしていたため、安室は梓に警察と救急車を呼ぶよう指示した。

 

現場には凶器の包丁が置いてあり、ついでにコナンと服部は安斉の返り血を浴びていた。

そのため、店内にいる人の袖口を調べれば返り血のついた人を犯人と特定できる。

しかし、コナンと服部以外は誰も返り血を浴びていなかった。

 

その頃、夜ご飯の支度を終えた蘭と和葉はポアロに向かおうとするが、服部が映画の撮影と偽って殺人現場に来ないよう促した。

蘭と和葉はそのまま銀座のイルミネーションを見に行った。

 

その後、目暮警部と高木刑事が現場に到着。

停電が起きた原因はパソコンのコードに巻かれていた細い針金であることが判明。

安斉は普段からノートパソコンを持ち歩いており、よく部室に置き去りにしていたので誰でも細工は可能だとのこと。

 

大積明輔曰く、安斉は敵が多く、よく他人の彼女に手を出していざこざを起こしていたらしい。

しかし、安斉の父親は弁護士だったため、裏から色々手を回して揉め事を丸く治めていたらしい。

その大積は事件が起きる前、トイレに籠っていたことから、トイレで返り血を洗い流した犯人ではないかと疑われたが、ここは安室がフォロー。

 

大積がトイレに入った後、事件が起きるまでドアは一度も開いていないことは店内の防犯カメラで確認済み。

加えて、トイレには小窓がついていたが、店内は見えない仕様になっていたため、誰がどこに座っていたのかを知ることすらできないのだ。

すなわち、ずっとトイレに籠っていた大積はシロだと見なされた。

 

この後、高木刑事は3人の所持品を調べた。

大積は部屋の鍵、タバコ、ライター、財布、携帯電話、そして山下唯へのプレゼントで中身はネックレス。

山下はハンカチ、ティッシュ、化粧道具、部屋の鍵、財布。

永塚は目薬、財布、携帯電話、そして山下へのプレゼントで中身は手袋。

一応大積のカバンの中も調べたが、犯行に使えるようなものは何もなかったらしい。

 

容疑者の3人が外部犯の可能性について触れると、謎の男が否定した。

謎の男は停電が起きたとき、入口の扉を陣取って誰一人外に出ないようにしていたらしい。

 

服部が暗い中入口に移動できたことを言及すると、謎の男は携帯の光を頼りに移動したと証言。

まだ名前を聞かれていなかった謎の男は高木刑事に名前を聞かれ、和田新一と名乗り、医療関係者だと答えた。

コナンはこの名前に違和感を持っていた。

 

コナンと服部は返り血を消すトリックとそのトリックができる人物は特定できていたが、その人物に犯行はできないとして手詰まりになってしまった。

コナンは山下に安斉との関係を聞くと、山下は教えられないと答えた。コナンは山下と安斉がただの幼馴染ではないと推理していた。

 

事件の真相が解けず、銀座のイルミネーションに間に合わないのではないかと焦り始める服部。

コナンと安室も変わらず事件を解けずにいた。

 

そんな中、和田進一を名乗った男がいきなり百人一首を詠い出した。

詠ったのは「秋風にたなびく雲のたえ間より もれ出づる月のかげのさやけさ」である。

これを聞いたコナン、服部、安室は事件の真相をついに暴いたのだ。

 

※ アニメ放送回

第885話「謎解きは喫茶ポアロで(前編)」
第886話「謎解きは喫茶ポアロで(後編)」

 

FILE.2 喫茶ポアロで謎解きを

容疑者の3人はしびれを切らして帰ろうとしていた。

特に大積はずっとトイレに籠っていたため、最も犯人の可能性が薄い人物だった。

しかし、服部がここで「秋風にたなびく雲のたえ間より もれ出づる月のかげのさやけさ」の百人一首を詠う。

 

この和歌は「秋風に吹かれた雲の切れ間からもれて見えるお月様は綺麗」という意味である。

 

この和歌同様、犯人も切れ間から誰がどの席に座っているのかを確認していたのだ。

つまり、犯人はトイレの小窓から席を確認していた大積明輔である。

 

大積は、小窓は磨りガラスになってて店内を見ることはできないと反論。

しかし、磨りガラスにセロハンテープを貼ると、店内を見ることが可能になるのだ。

 

大積はこれを利用して誰がどこに座っているのかを確認したのである。

大積は小窓に貼ったセロハンテープを剥がした後、山下へのプレゼントの包み紙に貼り直したのだ。

 

それでも大積は、たとえ小窓から覗けたとしても暗闇の中で刺すのは不可能と反論。

しかし、大積のサークルは1年前の劇でポアロと同じ間取りのセットを作っているため、それを利用して練習することは可能である。

 

大積は重ねて、間取りが分かってたとしても人を簡単にさせるわけがないと刃向かったが、無防備な背中なら簡単に刺せると安室が切り返した。

 

しかし、安斉がソファー側の席に座ってしまうと背中に回り込むのは難しくなる。

そのため、大積は早めに店に来てソファー側に自分のカバンを置いたのである。そうすればソファー側に座る可能性は格段に下がるためだ。

 

大積は最後に返り血がついてないことを主張したが、それもコナンたちには見抜かれていた。

大積はトイレットペーパーとそのシンを利用していた。

トイレットペーパーは両腕に巻きつけ、シンは包丁の先にはめて使用した。

 

そうすれば返り血はシンの先からしか吹き出さないため、そのシンを自分に向けなければ返り血は回避できるというトリックである。

実際はシンを向けた先にたまたまコナンと服部がいたため、2人は返り血を浴びてしまったのである。

 

犯行後、大積は返り血つきのトイレットペーパーをトイレに流し、シンを元の場所に戻して何食わぬ顔でトイレから出てきたのである。

 

大積はついに犯行を認め、その動機を話し始めた。

動機は山下にあった。

大積は、自分は山下の彼氏なのに「大積君」と呼ばれており、それに対して安斉が「典悟」と呼ばれていたことがイラついたらしい。

 

大積は、安斉が山下の元彼だからではないかと考えていたが、実際は腹違いの兄妹だったのだ。

のちに病院の安斉から直接電話がかかり、後から送られて来たバースデイ動画で2人が兄妹であることを知った。

 

事件は解決したが、イルミネーションはもうすでに終わっていた。そのため、服部はそのまま和葉に連れられて東京駅へと向かうことになった。

 

その後、高木刑事が和田進一の行方を探していると、蘭が「それってもしかして偽名かも・・・」と発言。

実際それは事実であり、和田進一を名乗った男の正体は伊織無我であった。

(詳細は『【名探偵コナン】和田進一の登場回!謎の男の正体とは?』参照)


※ アニメ放送回

第885話「謎解きは喫茶ポアロで(前編)」
第886話「謎解きは喫茶ポアロで(後編)」

 

FILE.3 英理、増殖す

【登場人物】
江戸川コナン、妃英理、栗山緑、毛利小五郎、毛利蘭

【話の概要】

コナンは蘭、小五郎、英理と一緒に映画を観に行くことになっていた。

しかし、突如蘭の携帯に英理からSNSアプリでメッセージが届く。

どうやら悪い奴に捕まって監禁されているらしい。

 

ところが、全く同じアイコンと名前のアカウントがもう1つ出現し、偽者が「本当は捕まってない」「何言ってるの?私が本物よ!」と邪魔をし、困惑させてきたのだ。

 

事の発端は今から2時間前、英理は妃法律事務所で栗山緑と雑談をしていると、呼び鈴が鳴る。

英理は栗山に見に行くよう頼んだが、しばらく経っても戻ってこないため、気になって様子を見にいくとそこにはスタンガンを持った男が立っていた。

 

英理はスタンガンをかわし、一本背負いで対抗した。

そのまま警察に電話しようとした時、後ろから男の仲間が現れスタンガンで気絶させられてスーツケースの中に閉じ込められてしまった。

 

男2人は英理の入ったスーツケースを車で運び、とある雑居ビルのところで下りた。

男の1人がケースを開けると同時に、英理は反撃し男を気絶させた。

その隙に英理は脱出を試みたが、シャッターは重くて挙げられず、窓は針金が入ってて壊すことは不可能だった。

そこで英理はやむなく廃ビルの中に身をひそめることにした。

 

英理はひとまずタンスのなかに身を隠し、警察に電話しようとしたが、犯人も同時に英理探しに動いていた。

 

犯人は英理のスマホに電話をかけ、着信音で居場所を仕留めようとしていたが、幸い英理のスマホは鳴らないように設定してあった。

しかし、犯人たちが探しているとなると、英理も警察に電話する時に声を出すと見つかってしまう恐れがある。そこで英理はメッセージアプリで蘭に連絡しようと考えたのだ。

 

しかし、英理と蘭がやりとりしていることに気づいた犯人は自分も妃英理になりすましてチャットに参加し、錯乱させようとしてきたのだ。

 

※ アニメ放送回
第901話「妃弁護士SOS(前編)」

 

FILE.4 英理、万事休す

2つの妃英理のアカウントが現れ、本物がどっちなのか見分けがつかずにいた蘭と小五郎だが、コナンは既に本物を見抜いていた。

 

妃英理の職業は弁護士。

弁護士は横書きの書類を作る時、「, (カンマ)」を使うことになっている。

 

そこで2つのアカウントを見比べると、偽者は「、(点)」を使用しているため、本物の見分けは簡単についたのだ。

最初に送られてきた悪いやつにさらわれたという内容のメッセージではカンマが使用されていたため、英理が本当にさらわれていることが判明。

 

小五郎は警察に電話して妃法律事務所の様子を見てもらうよう仕向けた。

一方の蘭はカンマを使って文を打ち始め、カンマに気づいていることを暗示した。

そして英理もこの暗示にすぐ気がついた。

 

次に蘭は「そこから何か見えない?」とメッセージを送った。

コナンは答えるとしたら偽者だけでなおかつ嘘の回答をするだろうと推理。

 

すると案の定偽者だけが返信し、「都庁のビルは見えるけど、東都タワーは見えない」と回答していた。

この時点で、東都タワーが見える場所にいることが判明。

 

コナンはさらに場所を特定すべく、英理に電話をかけた。

「もうすぐ鳴る教会の鐘の音が聞こえたらスマホを2回叩いて」と指示。

 

コナンは鐘が鳴ったと同時にスマホのタイマーを作動させ、英理が画面を叩いたと同時にタイマーを止めた。

 

鐘の音が聞こえるまでが約3秒だったことから、コナンは探偵事務所から約1キロ先の東都タワーが見える場所にいるのではないかと推理。

 

その理由は、音は1秒間に約340メートル進むことから、「340メートル × 3秒 ≒1キロメートル」となるからである。

この推理を聞いた蘭は、久しぶりにコナンに対して新一疑惑を抱き始めた。

 

コナン、蘭、小五郎は英理を探すため探偵事務所を出た。

その頃、英理は犯人の1人に見つかりそうになったが間一髪免れた。

 

僧上寺に着いたコナンは蘭から携帯を借りて再び英理に電話。

また鐘の音が聞こえたらスマホ画面を叩くよう指示し、どこでもボール射出ベルトから出したボールを蹴って鐘にヒットさせた。

 

今回は1秒だったため、英理の居場所に近づいてることは分かったが、コナンは分禄町か須単町のどっちなのかが絞れずにいた。

 

その頃、英理は最初にいた隠れ家から移動し、タンスの近くにあった机の下に身を潜めた。

すると犯人がタンスのところにやってきて、さっきまで英理がそこにいたことを見抜いた。

 

間一髪である。

近くにいた英理は犯人たちの会話を盗み聞きし、自分のスマホがハッキングされていることを知った。

よって、メッセージアプリで個別にやりとりしても筒抜けになってしまう。

 

そこで英理は暗号のようなメッセージを送った。

メッセージの文言は「蟹は,生茹でだけどお陰で2匹のメカジキが美味しそう…今夜は,明るいから外で食べましょうか?」という内容である。

 

蘭と小五郎はチンプンカンプンだったが、コナンはそれが暗号だと気づき、英理の居場所を見破ったのだ。

※ アニメ放送回

第901話「妃弁護士SOS(前編)」
第902話「妃弁護士SOS(後編)」

 

FILE.5 英理、SOS

英理から送られてきた暗号のメッセージを解読したコナンは英理の居場所が須単町だと伝え、3人はすぐさまその場所へと向かった。

 

一方、犯人はその頃、カンマの仕掛けに気づき、犯人もカンマでメッセージを送るようになった。

コナン、蘭、小五郎はさらに困惑。

そこで英理は「ねずみ色のシャッター」という言葉を使用。

 

これを見た蘭は、英理が以前「動物の色が入っている色って温かそう」と言っていたことから、「ねずみ色」という言葉を使っているほうが本物の英理だと見抜いた。

 

そしてついにその廃ビルを発見。

ブラインドの隙間から外を見ていた英理もコナンたちに気づき、窓から顔を出した。

 

しかしそこで犯人に見つかってしまう。

そしてスタンガンでとどめを刺されそうになったところを小五郎が阻止。

残りの2人は蘭が空手で仕留めて事件は解決した。

 

、、、と思いきや蘭にはまだ疑惑が。

 

それはコナンの正体である。

久しぶりに新一疑惑をかけられたコナンだったが、新一の声を録音させた音源データをスマホで再生させ、なんとかその場をしのいだ。

 

その後、コナンたちは映画を観に行ったが、小五郎と英理は案の定喧嘩してしまうのであった。

 

※ アニメ放送回

第901話「妃弁護士SOS(前編)」
第902話「妃弁護士SOS(後編)」

 

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FILE.6 ティップオフ

【登場人物】
◯ レギュラー陣
江戸川コナン、黒田兵衛、小嶋元太、白鳥任三郎、円谷光彦、灰原哀、吉田歩美、若狭留美

◯ 被害者、容疑者等

古岡美鳥(22)、芦沢純人(22)、漆原史昭(22)、段野邦典(22)

 

【話の概要】

コナン、歩美、元太、光彦、灰原は若狭先生に連れられて東都の森キャンプ場にやってきた。

 

コナンたちはキャンプ場でカレーを作っている人たちを発見。そのうちの1人が数字の3を親指、人差し指、中指で表現していたことから、コナンはその集団がバスケットボール部の選手であることを見抜いた。

 

メンバーは全部で4人。

1人目はマネージャーの古岡美鳥。

2人目はエースの芦沢純人。

3人目はディフェンスの漆原史昭。

そして4人目は漆原に片目を潰された元エースの段野邦典である。

 

段野は漆原に片目を潰されてエースの座を下ろされたことを恨んでいる様子だった。

しかし漆原は、その怪我のおかげで古岡と繋がれたんだからよかったじゃないかと心無い発言。

芦沢が言い過ぎだぞと注意すると漆原は、お前もいつだって段野みたいに潰せるんだぞと声を荒げた。

しまいには気分を害してしまい、漆原は寝ると言い残してテントへと戻っていった。

 

結局、漆原を除いたメンバーでキャンプを続行することにしたメンバーは、少年探偵団と若狭先生にもカレーを分け与えた。

途中で芦沢が漆原を呼びにテントへ行ったが返事すら返ってこなかったという。

しかしテントを見ると明かりがついており、シルエットではあったがスクワットをしているようだった。

それを確認した段野はカレーを届けにテントへと向かったが、やはり返事はなかったらしい。

 

すると、何か焦げ臭い匂いを感じた灰原とコナン

そして漆原のテントが燃え上がっていることに気がついた。

急いで水をかけたが時すでに遅し。漆原は亡くなっていた。

 

漆原のテント付近には別のテントがあったため、その中の人に事情を聞こうと考えた光彦は中の人を呼んだ。

すると、その中から出てきたのは黒田兵衛だった。

 

※ アニメ放送回
第909話「燃えるテントの怪(前編)」

 

FILE.7 ヴァイオレーション

【登場人物】
◯ レギュラー陣
江戸川コナン、黒田兵衛、小嶋元太、円谷光彦、灰原哀、弓長警部、吉田歩美、若狭留美

◯ 被害者、容疑者等
古岡美鳥(22)、芦沢純人(22)、漆原史昭(22)、段野邦典(22)

【話の概要】

黒田管理官は警察を呼び、事件の捜査を開始。

火元はランタンに使っていたロウソクと判明。

倒れたロウソクからマンガ本や衣類に火がついて燃え広がったらしい。

 

また、テントの出入り口のファスナーはしっかり閉められていて、鍵も施錠されていたので事件性はないと弓長警部は判断。

 

しかしコナンは溶けたロウソクの中に混ざっていた1本の竹ヒゴに注目。

また、固まってるロウソクをよく見ると穴の空いたロウソクがあることに気づく。

さらにノートパソコンのそばにあった雑誌の表紙がV字に焦げていたことから、何者かが何かしら仕掛けた可能性があるとコナンは推理した。

 

つまり、犯人は代わる代わる漆原のテントへと向かった古岡、芦沢、段野の3人の中にいることになる。そこで黒田管理官は1人ずつ話を聞くことにした。

 

まずは最初に漆原のテントへと向かった古岡美鳥。

彼女がテントに行ったとき、漆原は泥酔していたらしく、話しかけても「うるさい!あっち行け」と怒鳴られていた。

そのため、まともな会話はしていないと言う。

 

その時はまだ外が明るかったため、テントの明かりはついていなかった。

テントの中の大量のロウソクは漆原本人が用意したもので、彼はロウソクとマッチを担当していたらしい。

ちなみにマンガ本は古岡のもので、漆原がキャンプ中に読みたいと言っていたらしい。

 

次にテントへ向かったのは芦沢純人。

彼がテントへ行った時は何を話しても受け答えはなかったらしい。

最初はシカトされていると思っていたらしいが、古岡の話を聞いて、酔って寝ていたのではないかという疑惑も持っていた。

 

芦沢がテントに向かったときもテントの明かりはついていなかったが、テントから戻った後に明かりがついて、シルエット越しにスクワットをしているところを全員が目撃している。

 

最後にテントへ向かった段野邦典も芦沢同様、話しかけても何も受け答えがなかったとのこと。

しかし、本当は聞こえていたのか、「早くあっちへ行け」と言わんばかりに漆原の動きが激しくなっていたらしい。

 

コナンは段野が本当にバスケ部の元エースだったのかを探り始めた。

聞くところによると本当らしく、練習で漆原からの肘を目に食らっていなければ今頃海外でプレーしていてもおかしくなかったとのこと。

 

しかし、その皮肉のおかげで芦沢は控え選手からエースへと昇格し、マネージャーの古岡は段野と付き合うことになったのだ。

 

その後、コナンは警察が撮った漆原の左手の写真を見て何か違和感を抱いた。

その後、歩美たちの元へ寄ると、歩美がどんぐりのやじろべえを見せた。

これを見たコナンと黒田管理官は事件の真相を見抜いた。

 

若狭留美と黒田兵衛の関係を考察

 

※ アニメ放送回
第909話「燃えるテントの怪(前編)」
第910話「燃えるテントの怪(後編)」

 

FILE.8 ブザービーター

事件の真相を見抜いた黒田管理官とコナン。

コナンは漆原がスクワットをしていたときには既に漆原は寝ていたと推理。

次にそのカラクリを解説した。

 

①ロウソクの尻に竹ヒゴをめり込ませる。
②そこにもう1本のロウソクのロウを垂らし、2本のロウソクをまっすぐになるようにくっつける。
③2冊の本の上にそれぞれ1本ずつロウソクを立て、頭の方に穴を空けておく。
④その穴に竹ヒゴの両端をはめる。すると、ロウソクのシーソーが完成する。
⑤くっつけたロウソクの両端に火をつける。

 

こうすると、ロウソクでやじろべえのようなものができる。

さらに本を立てて蓋をし、片方の火を遮るとテントに影が映る。

そしてその影は上下する。

 

つまり、漆原は両手を頭の後ろで組まれた状態で寝ていたため、その姿がテントに映ってスクワットしているように映ったのだ。このトリックを仕掛けられる人物は誰なのか?

 

最初にテントに行った古岡美鳥は、「うるさい!あっち行け」と怒鳴られていたことや、テントに明かりがついてなかったことから犯人ではない。

 

また、最後にテントに向かった段野邦典も、漆原がスクワットを始めた直後にテントへ近づいているので犯行は不可能。

となると、残るのはテントに行ったときに明かりがついて、戻ってからテントを見るとスクワットをやっていたと証言していた芦沢純人が犯人となる。

 

芦沢は右手にしていたはずのテーピングが犯行後にはなくなっており、そして漆原の左手にはなかったはずのテーピングが焼死体からは発見されている。

 

つまり、芦沢は自分の右手のテーピングを外し、漆原の両手に巻きつけて手をほどきづらくしてスクワットの体勢を偽るための仕掛けに利用したのだ。

 

そのテーピングから芦沢の皮膚片が検出されれば決定的な証拠となる。

 

トリックを見破られた芦沢は歩美を人質にして悪あがきをするが、若狭留美の言動に威圧されてる間に黒田管理官に押さえられ、あっさりお縄についた。

 

※ アニメ放送回
第909話「燃えるテントの怪(前編)」
第910話「燃えるテントの怪(後編)」

燃えるテントの怪 ネタバレ

若狭留美のポケットの中身は??

 

FILE.9 今日こそ決着を

【登場人物】
◯ レギュラー陣
伊織無我、江戸川コナン、大岡紅葉、沖田総司、遠山和葉、服部平次、毛利蘭

◯ 被害者
抜谷士道(43)

【話の概要】

東都体育館で剣道の全国大会に参加した服部平次。

そしてその応援にコナン、蘭、和葉が駆けつけた。

 

服部は準決勝まで順当に勝ち上がっていた。

試合が終わって休憩に入った頃、大岡紅葉は服部平次の優勝祝賀会パーティーを考えていたらしく、その準備を伊織無我に任せていた。

 

休憩中、外のトイレの近くで抜谷士道という男が胃腸薬を服用していた。

すると、剣道の道着を着た人が抜谷の前に突如現れ、首元を切りつけた。

 

その後、トイレを探していた蘭とコナンがやってくる。トイレを見つけた蘭はその角を曲がったとき、抜谷の死体を発見した。

 

近くのベンチには老人が座っていたが、盲目のため犯人は見ていないと言う。

しかし、聴覚は生きているため、耳で音は聞いていたが、犯人らしき人物の言葉も聞いていたらしい。

犯人と思しき人は「カッターナイフが血で汚れてしまって切れなくなったから代わりのヤツを持って来てくれ」と言っていたとのこと。

 

その後、犯人らしき人物はトイレに逃げ込んだらしく、入ってからは出てきてないとのことなのでまだ犯人は中にいると判明。

コナンは蘭に警察を呼ぶよう指示。

 

その直後、ある男が現場に近づいてくる。コナンはその人影を見て服部だと勘違いしたが、実際その人影は京都泉心高校の沖田総司のものだった。

 

※ アニメ放送回
第916話「恋と推理の剣道大会(前編)」

 

FILE.10 手ェ出さんとき

【登場人物】
◯ レギュラー陣
伊織無我、江戸川コナン、大岡紅葉、沖田総司、佐藤美和子、高木渉、遠山和葉、服部平次、毛利蘭

◯ 被害者、容疑者等
抜谷士道(43)、安岡克成(78)、法村稔司(40)、横手恒之(28)、定森朱音(31)

【話の概要】

沖田は抜谷の服装を見て剣道の審判だと見抜く。

のちに服部、高木刑事、佐藤刑事も現場に合流した。

 

コナンと蘭はベンチに座っていた盲目の老人(安岡克成)のことを説明し、犯人はまだトイレから出てきていないことも伝えた。

それを聞いた高木刑事は男子トイレ、佐藤刑事は女子トイレへと向かおうとしたが、入る直前で中から人が出てきた。

 

男子トイレから出てきたのは法村稔司と横手恒之、女子トイレから出てきたのは定森朱音で計3人。

しかし、誰も返り血を浴びてはいなかった。

 

トイレから出てきた3人は死体に気づき、法村稔司は抜谷と同じ服装だったことから剣道の審判であることが判明。

もちろん抜谷とは知り合いである。

残る2人も最初は抜谷を知らないと言っていたが、結局2人とも関わりを持っていた。

 

抜谷のスマホに抜谷と定森の2ショットがあった。

 

法村曰く、教え子だった元自衛官に言い寄られて困っていたらしい。

定森は高校の3年間だけ剣道をやっていて、抜谷は体育の先生で剣道部の顧問だったと供述。

 

最初に知らないふりをした理由は単に事件に関わりたくなかったからとのこと。

また、定森がトイレに向かったとき、抜谷は既に血を流して倒れていたと供述した。

その時に通報できなかった理由はいろいろあって動揺してたからとのこと。

 

法村は急いでトイレに駆け込んだため、抜谷の存在には気づかなかったと供述。

 

横手もトイレに行くとき慌てていたらしく、抜谷は知らない上に剣道もやったことないと供述したが、定森が嘘だと指摘。定森は抜谷とカフェでお茶をしていた時に横手が連れの女に自慢するところを目撃し、そのとき隣にいた抜谷と揉め、連れの女が横手を置いて帰ってしまったところまで鮮明に記憶していたらしい。

 

すると横手も反撃。

横手は、定森が抜谷に奥さんと別れてくれなかったら死ぬだの殺すだの言っていたことを言及。

 

ついでに法村にも、昨日の団体戦の決勝の後、抜谷と揉めていたことを触れた。

法村はそのとき、抜谷に最近のあなたの判定は甘いと言ったら「文句があるなら自分に勝ってから言え」と言われてカチンときたらしい。

いずれにせよ、3人とも抜谷を殺す動機はそれ相応にあった。

 

蘭はベンチにいた安岡に話を聞いた。

安岡は事件発生時に犯人の声を聞いているため、3人の声を聞けば分かるだろうと踏んでいたが、安岡は3人のいずれでもないと供述。

なんと安岡が聞いていたのは被害者の抜谷の声だったのだ。

 

抜谷のスマホの最終履歴を調べると最後に通話していたのは抜谷の奥さんで今、現場に向かっている最中だと言う。

その後、沖田がトイレ裏に投げ捨てられた道着を発見。

 

道着は返り血を浴びており、犯人が着けていたものと断定。

加えて、沖田はその道着が自分の高校(京都泉心高校)のものではないかと断定。

 

昨日の団体戦の後、予備の防具と道着がなくなっていたらしい。

予備なのでいろいろな人が着用している可能性が高く、現に法村も昨日その道着を着用していた。

そのため、DNA鑑定で犯人を特定するのは難しい上に、道着や防具は服の上から装着するものなのでかなり期待薄である。

 

佐藤刑事は大会を中止にするよう促したが、服部が阻止。

優勝してアイツ(和葉)に言わなあかんことがあると言うと、沖田は試合まで待たずここで決着を着けようと提案。

そして服部はこの案にのった。

 

※ アニメ放送回
第916話「恋と推理の剣道大会(前編)」

 

FILE.11 ここで会うたが・・・

大会を中止すると言われて慌てた服部は沖田の提案でその場で勝負をしようと決意。

試合を始めようとするも佐藤刑事が阻止。

この場で勝負しない代わりに殺人事件を次の試合時間までに解決できたら試合は中止にしないと約束した。

蘭は服部の対戦相手を確認するために現場を去った。

 

事件解決に本腰の入った服部は3人の持ち物検査をしようと促す。

法村の所持品は竹刀袋。

法村はトイレを済ませた後に素振りをしようと思っていたらしい。

 

竹刀袋に入っていた2本の竹刀はバラしてもカッターナイフはなかった。

鑑識が気になったのは竹刀袋のツバ入れに入っていた墨汁が気になっていた。

法村はこのことについて問われると、大会の負けた選手の名前にバツを入れるための墨汁だと回答。

以前墨が切れて買いに行かされたことがあるため、ツバ入れの中の墨汁は予備とのこと。

 

定森の所持品はデイパック。

デイパックの中にあった凶器になりそうなものはソーイングセットの入っていた小さなハサミのみ。

 

しかし人の首を切るには厳しいサイズであった。

また、所持品の中のチョコレートを見ると端っこだけがえらく溶けていた。

定森はこのことについて、上着の内ポケットに入れてたから体温で溶けたんだと思うと供述。

 

横手の所持品はスマホ、財布、家の鍵、タバコ、ライターのみ。

スマホを調べるとどうやら写真を撮るのが好きらしい。

 

しかし、先月と先々月は200枚近く撮っているのに今月はほとんど撮ってないことが腑に落ちない佐藤刑事。

横手はそんなの俺の勝手だとはぐらかした。

すると、横手のスマホに電話がかかってきた。

 

佐藤刑事が電話に出ると電話の相手は「カッター好きの女の子か?」と発言。

しかし横手は即座にヨットのカッターだと主張。

どうやら最近ヨットにハマっており、今度仲間と乗りに行こうと約束していたらしい。

 

その話を聞いた安岡は、「カッターナイフ」ではなく「カッター」だったようなと記憶を思い返した。

しかし、結局3人ともカッターを持ってはいなかった。

 

ちなみに被害者の抜谷のバッグの中には財布、タオル、スマホ、雑誌、空になった粉末状の胃薬の小袋、その小袋が入った薬の箱が入っていた。

抜谷の口の周りに胃薬が付着していることから、服用した直後に首を切られたことが判明。

 

トイレの中でカッターナイフを折るような妙な音はしなかったかと高木刑事が聞くと、トイレの外でドサドサという音、そしてそのあとに何かをガリガリ削るような音もしていたと供述。

なお、これは3人とも聞こえたと言っていた。

 

沖田は犯人の着ていた道着を着用し、血の付き方が変だと指摘した。

血は垂れの際まで飛んでいるのになぜか袴にはついておらず、袴の尻には付いていた。

また、沖田は抜谷が準々決勝の自分の試合の副審だったことを思い出した。抜谷は沖田の突きで飛ばされた選手にぶつかって鼻血を出していたとのこと。

 

それを聞いた安岡は抜谷が関西弁だったことを思い出した。

それを聞いた服部は鑑識に抜谷の奥さんについて聞いた。

 

抜谷の奥さんが届けるのは着替えではないかと聞くと、そうだと答えた。

コナンはなんのことかさっぱりだったが、服部はこの時点で事件の真相を完全に見抜いたのだ。

 

恋と推理と剣道大会のネタバレ

 

※ アニメ放送回
第916話「恋と推理の剣道大会(前編)」
第917話「恋と推理の剣道大会(後編)」

 

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もあるよ~

93巻 読んだ感想

93巻の個人的な見所をまとめると以下です。

① 伊織無我は大岡紅葉の執事
② 黒田管理官は羽田浩司の事件に関与している?
③ 黒田管理官と若狭留美は過去に会っている?
④ 若狭留美は右目が義眼?
⑤ 沖田総司と大岡紅葉は同じクラス

 

①は読者にはもう分かっていますが、コナンと服部はまだ伊織の存在を知りません。ですので今後どう発展してくるか楽しみです(笑)

 

②は多分関与しているでしょう!(笑)

もし関与していないのなら羽田浩司の事件資料を見る理由がないですからね(笑)

加えて、若狭留美の記事も読んでいたことから何かしらの因縁がある可能性はありますね。

個人的見解ですが、この先この2人が顔を合わせることはしばらくない気がします。

 

③は正直分からないですが、黒田管理官を見たときの若狭留美は明らかにいつもと違う様子でした。

もし初めて会ったのならあんなに長く黒田管理官の強面を見ることができるでしょうか?いや、できない。(←反語意識してみた 笑)

 

④はですね、、、ぶっちゃけこれはミスリードだと思います。

灰原が「この人・・・右目が見えてない!?」と疑うシーンがありますが、このシーンを入れるだけで読者の大半は若狭留美の右目は義眼だと思い込むでしょう。

 

しかし、歩美を犯人から救ったときの若狭留美の顔を見てみると、右目から涙が出ているのです。もし右目が義眼であれば、涙が出ることは絶対にあり得ません。

つまり、本当は右目は義眼じゃないのでは?というのが筆者の見解です。

 

⑤は、、、特に言うことありません(笑)

まだ登場して日が浅い人物同士なので許してください(笑)

 

さて、長くなってしまいましたがこの辺で終わりたいと思います!

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

 

名探偵コナン最新95巻のネタバレ!