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ネタバレ

第896～897話「白い手の女」のネタバレ/感想

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この記事ではアニメ第896話〜第897話「白い手の女」の内容を書いていきたいと思います。

コミックでは92巻に収録されていますね。

 

この回はラム候補の1人とされている若狭留美が登場する回でもありますので、若狭留美の人物像を詳らかにしていく上では非常に重要な回となっているでしょう。

⇒若狭留美はアサカ？ラム？

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「白い手の女」事件　ネタバレ

アニメ
第896話「白い手の女（前編）」
第897話「白い手の女（後編）」

コミック
第92巻
「FILE.8 若狭先生の自宅」
「FILE.9 白い手の女」
「FILE.10 真っ白な気持ち」

 

【登場人物】
◯ レギュラー陣

江戸川コナン、黒田兵衛、小嶋元太、高木渉、円谷光彦、灰原哀、目暮十三、吉田歩美、若狭留美、脇田兼則

 

◯ 被害者、容疑者

伴野貞悟（32）

飯山来美（29）

第896話「白い手の女（前編）」ネタバレ

海外ツアー挑戦のため、別れ話を切り出す。

早朝、とある高層マンションで1組のカップルが会話をしていた。

 

会話をしていたのはプロゴルファーの伴野貞悟とモデルの飯山来美の2人。

伴野はゴルフの海外ツアーに参加するため、飯山に別れ話を切り出した。

理由は海外に拠点を移すことを機に何もかも真っ白な状態でスタートしたいからとのこと。

 

急な別れ話に納得のいかなかった飯山は伴野に慰謝料1億円を要求。

当然伴野は反論。

結局その場では埒が明かなかったため、夕方6時の食事の時にまたしっかり話し合おうという結論に至った。

 

伴野は飯山が部屋を去る際に「これが最後の・・・晩餐だよ・・・」と呟いていた。

そしてその2人のやりとりを隣の住人がたまたま聞いていた。

その住人とは、つい最近帝丹小学校1年B組の副担任に着任した若狭留美だった。

 

一休さんで迫真の演技を披露するコナン

その日、帝丹小学校では一休さんの劇の練習をしていた。

コナン演じる一休にクラス中は拍手喝采。

どうやら小3の時に女優である母親の工藤有希子に鍛え上げられたらしい。

そのため、完璧に演じることができたのだ。

 

稽古を終えて大道具をしまおうとしていた時、若狭留美が誤ってバケツをこぼして屏風にかけてしまった。

若狭先生曰く、家にある虎の写真を見ながらであれば描き直せるとのこと。

それを聞いた少年探偵団は若狭先生の自宅まで同行することにした。

 

怪しい色白女

若狭先生の住む高層マンションについた若狭先生と少年探偵団。

部屋に向かおうとすると、若狭先生の隣の部屋に色白の女性が立っていた。

ドアをノックしたが反応がなかったので、舌打ちをしてその場を去って行った。

 

隣の部屋で事件発生！！

若狭先生の部屋に上がり、屏風の描き直しが完了。

若狭先生はサービスで少年探偵団にオムライスをご馳走した。

食事中、隣の部屋の音楽がうるさく、若狭先生の部屋まで音が聞こえていた。

 

しびれを切らした元太は直接隣の部屋に言いに行こうと扉をノックした。

しかし、鍵が開いていたのでそのまま中へ。

元太がステレオのコードを抜き、音は止んだ。

 

しかし、そのステレオがあった部屋には2人の人間が横たわっていて、そのうちの1人である飯山来美はすでに亡くなっていた。

もう1人は伴野貞悟。

彼は少年探偵団の悲鳴とともに目を覚まし、直後に横の飯山の死体に気がついた。

 

コナンは若狭先生に警察を呼ぶよう指示。

伴野は玄関で色白の女性にスタンガンで気絶させられたと主張。

 

灰原が伴野の右頬に何か付いてると言い、伴野はスマホで「愛してる」の文字が書かれていることに気づいた。

光彦が飯山に書かせたのかを聞くと伴野は否定。

直後に現場に落ちていた2枚の写真のうちの1枚を見せ、白い手の女が書いたと主張した。

 

空想彼女疑惑

のちに目暮警部と高木刑事が現場に到着。

伴野は事件の事情を説明。

写真の白い手の女について言及した時に灰原が空想彼女疑惑を持ちかけた。

 

空想彼女とは、自分の手にファンデーションやマニキュアを塗ってまるで彼女がいるかのように偽装するトリック写真のことである。

それと同じ要領で伴野も写真を偽装したのではないかと灰原が疑いをかけた。

 

すると伴野は、自分の右手は頭の下にあるし、自分の顔にこんな丁寧に「愛してる」の文字は書けないと反論。

 

続けて光彦が、飯山に「愛してる」の字を書かせてから殺害したのではないかと疑い出すと、伴野は現場に落ちていたもう1枚の写真を見せつけた。

 

もう1枚の写真は頬に文字が書かれる前の写真である。

その写真にはすでに亡くなった飯山の遺体が写っていたことから、飯山に字を書くことは不可能だとした。

 

少年探偵団の目撃証言

伴野は玄関で色白の女性にスタンガンで気絶させられたと主張。

その女性の特徴は、ツバの広いサングラスをかけた化粧の濃い女性だと述べた。

 

この発言に少年探偵団が反応。

若狭先生の部屋に向かう途中で見かけたと証言していた。しかし、コナンだけはその女性が伴野の変装なのではないかと疑っていた。

 

若狭留美の目撃証言

目暮警部が、飯山が何の用でここに来たのかと聞いたとき、若狭先生が別れ話ではないかと持ちかけた。

 

今朝、伴野と飯山の言い争いをたまたま小耳に挟んでおり、海外ツアーに飯山を連れていかないこと、別れるなら慰謝料を払うこと、食事の時にゆっくり話し合う旨、

そして「これが最後の晩餐になる」という発言もしっかり耳にしていた。

 

そう言っていた割にはなんの料理も作られていないことをコナンが言及すると、伴野はそんなの俺の勝手だろと半ばキレ気味に反論した。

 

元太の右手とトリック写真の謎

事件の捜査が手詰まりになったため、目暮警部は若狭先生に子どもたちと部屋に戻るよう指示。

 

部屋に戻ると灰原が元太の右手から化粧品の匂いがすることに気づく。

コナンも元太の右手の匂いを確認すると、犯人は伴野で間違いないと断言した。

 

第897話「白い手の女（後編）」ネタバレ

元太が屏風の上で寝た結果・・・

コナンが頬の文字のトリックが解けずにいた時、目暮警部と高木刑事は伴野の熱狂的ファンの犯行とみて捜査を進めていた。

 

捜査の途中、元太が屏風の上でうたた寝をしていた。気づいた光彦と歩美が起こすと、元太の右頬には絵の具の跡がくっきりと付いてしまった。

 

しかし、これを見たコナンはついに事件の真相を暴いたのだ。

 

色白女と元太の右手の匂いの正体

伴野は目暮警部に、犯人はどうせ色白の女性だから自分はそろそろ去りたいと主張。

しかし、コナンが色白の女性の正体は伴野だと言って制止した。

 

コナンはまず元太の右手の匂いを説明。匂いの正体はファンデーション。

元太の右手に付着したのは伴野の部屋のドアを叩いた時である。

元太が叩く前に、例の色白の女性がドアを叩いていたため、ファンデーションの匂いはこの時初めてドアに付着した。

それをのちに元太が叩いたため、匂いが付着したのである。

 

また、女性は普通手にファンデーションをつけないため、色黒の男が肌を白くして変装していたのではないかとコナンは推理していた。

しかし、伴野は色黒というだけで自分になる理由が分からないと反論。

 

伴野貞悟のおかしな点2つ

するとコナンは伴野のおかしな点を2つ指摘した。

 

1つは頬に何かついてると言った時の伴野の所作である。

コナンが伴野の顔に何かついてると言うと、伴野は顔を触って確かめた。

しかし、最初に灰原が頬に何かついてると言った時は顔を触らなかった。

その理由は、触ってしまうと水性ペンで書かれた文字が消えてしまう恐れがあったからである。

 

もう1つのおかしな点は灰原がスマホで「愛してる」の文字を見せた時である。

伴野はそれを見たとき、飯山の字ではないと言っていたが、あの時灰原のスマホの画面は反転していた。

たとえ見慣れた字でも、鏡で反転してしまったら誰の字か分からなくなるはずである。

にも関わらず、すぐに飯山の字じゃないと言えた伴野はなおさら怪しくなるのだ。

 

トリック写真の種明かし

まだ言い逃れを続ける伴野は現場にあった2枚の写真を武器に反論。「愛してる」の文字はどうやって書いたのかと猛反論。

 

コナンは、書いたのではなくハンコの要領で押して移したと説明。実際に元太と光彦が実験台となってトリック写真の説明を始めた。文字のトリックは以下のやり方で偽装した。

 

① クリアファイルに「愛してる」の文字をくっきりと書く。
② そのクリアファイルを裏返しにし、反転した「愛してる」の字を水性ペンでなぞる。
③ その水性ペンで書いた面を自分の頬に貼り付けて完成。

 

あとは自分の右手を白く塗り、ペン先を「愛してる」の「る」につければトリック写真は完成である。

ちなみに伴野の頭の下にあった手は飯山の左手を黒く塗ったものである。

 

つまり、灰原が最初に言及していた空想彼女の推理は当たっていたのだ。

 

→少年サンデー本誌最新1126話・1127話のネタバレ

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若狭留美の記事を見て意味深げにつぶやく2人

若狭留美は襲いかかる伴野をドジを装って撃退。

直後に玄関に押し寄せていたメディアに写真を撮られ、名前も明かされて後日ニュース記事に掲載された。

 

その記事を見ていた黒田兵衛は「若狭・・・留美か・・・」と意味深なつぶやきを残した。

⇒黒田兵衛と若狭留美の関係性は？

 

同じくいろは寿司で新聞を読んでいた脇田兼則も「こいつァトンチが・・・利いてるねぇ・・・」と意味深につぶやいた。

 

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白い手の女　感想

私がこの話を最初に読んだ時は頬の文字のトリックだけ解けませんでした。

 

色白の女性が伴野の変装であることや、写真の白い手が伴野の右手で伴野の頭の下の手が飯山の左手だったことまでは見破れたんですが、頬の文字だけはどうしても分かりませんでした。

 

でも答えを知ると「あ、これ解けたじゃん。。。」という後悔の念が半端なかったです（笑）

押して移すというシンプルな答えなのになぜか気づけないというもどかしさたるや（笑）

 

この話は事件自体も面白い内容でしたがそれ以上に気になるのはやはり若狭留美の正体ですよね！

未だラム疑惑がかけられている彼女ですが、私の中ではもうラム候補からは外れています！

 

彼女の正体は浅香が最も濃厚だと考えています。

詳しくは『若狭留美先生のプロフィールや初登場回！浅香？ラム？疑惑まとめ』に書いてありますのでよろしければこちらもぜひどうぞ！

 

では今回は以上です！

最後までお読みいただきありがとうございました！

 

⇒燃えるテントの怪　ネタバレ

⇒ASACARUM＝烏丸蓮耶と発覚も不可解な点

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