一度は死んだと思われていた赤井秀一ですが、実は生きていて『沖矢昴』として工藤優作の家で暮らしていることが判明しました。
赤井秀一ファンにとっては、嬉しい悲鳴だったのではないでしょうか?
では赤井はなぜ沖矢昴になったのでしょうか?
その真相について紹介していきたいと思います!
赤井秀一はなぜ沖矢昴に変装してる?
来葉峠の真実は?
5月13日 来葉峠の日 pic.twitter.com/MUlRs5gfGK
— さな (@4869sana) 2015年5月13日
赤井秀一は、黒の組織に戻ったキール(水無玲奈)に射殺され、遺体を車ごと焼かれてしまったと思われていました。
しかしそれは、コナンが考えた死体すり替えトリック。
コナンと赤井秀一と水無玲奈の3人が共謀して『赤井秀一は死んだ』と見せかけるための作戦だったのです。
赤井秀一が射殺され、遺体を焼かれたのは単行本でいうところの第58巻~59巻、アニメでは第504話『赤と黒のクラッシュ 殉職』です。
焼け残った遺体からは赤井秀一の右手の指紋が確認でき『赤井秀一は死んでしまった』と思われていました。
しかし、単行本でいうところの第85巻、アニメでは第779~783話の『緋色シリーズ』で、赤井秀一が沖矢昴として生きていることが判明!
赤井秀一が死んだとみせかけたトリック
水無玲奈は赤井秀一に空砲を打ち、それに合わせて帽子から血糊が出る仕掛けで射殺を偽装。
焼かれた遺体というのは、水無玲奈が潜伏先の調査のために派遣された組織の一員である『楠田陸道』という男の拳銃自殺をした遺体だったのです。
楠田陸道の遺体が赤井秀一の遺体であると決定づけたのは指紋だったのですが、これはコナンの携帯から採取された指紋によるもの。
赤井秀一が生前コナンの携帯電話に触れたというその指紋と、遺体の指紋が一致したことにより遺体は赤井秀一のものだと思われていたのですが、実は赤井秀一はコナンの携帯電話に触れる前に指先にコーティングを施して指紋がつかないようにしていました。
そして、コナンは楠田陸道が杯戸病院に潜入していた時に楠田陸道にうまいこと携帯電話を拾わせて指紋をつけておいたのです。
巧妙すぎる作戦・・・。
よく思い通りに事が進んだものだなぁと感心します!
そして、あらかじめ赤井秀一の車に、赤井秀一と同じ服装をさせた楠田陸道の遺体をのせておき、赤井秀一を拳銃で射殺した後に燃やしたと見せかけたというわけです。
そして入れ替わった後赤井秀一は『沖矢昴』として、身を潜めながら生活していくこととなります。
赤井秀一が生きているということが知られてしまえば、再び命を狙われる危険性もありますし、周りの人たちも巻き込んでしまう可能性がありますからね。
新一がコナンとして身を潜めているのと同じような感じですね!
見た目も声も赤井秀一とはまるで違いますが、これはコナンの母親工藤有希子の変装術と、阿笠博士の発明したチョーカー型変声期によるものです。
この変声機を隠すために沖矢昴は常にハイネックの洋服を着ています。
↑赤井家・沖矢昴も登場した『緋色の弾丸』はもう観た!?
沖矢昴の初登場回は何巻何話?
沖矢昴が初登場するのは、単行本でいうところの第60巻、アニメ509話の『赤白黄色と探偵団』です。
細目に眼鏡をかけた姿で、27歳の東都大学大学院の工学部博士課程に在籍する大学院生という設定。
木馬荘というアパートに住んでいましたが火事で焼けてしまったため、コナンの提案で阿笠博士の家の隣、工藤優作の自宅で暮らすことになりました。
最初は黒の組織のバーボン候補として登場し、やたらと怪しい行動をとっているような感じがして警戒されていましたが、困ったときには助けてきてくれるという謎の存在でした。
沖矢昴=赤井秀一を決定づけたシーン
沖矢昴=赤井秀一であると気付かされるような伏線は物語のところどころに出てきていましたが、証拠を決定づけるようなシーンは2014年4月19日に公開された劇場版18作品目『異次元の狙撃手』のラストシーン。
沖矢昴が首元の変声機のスイッチを押して『了解』と赤井秀一の声を出すところですね!
映画館ではどよめきが湧き上がったこと間違いなしでしょう!
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赤井秀一=沖矢昴とわかる
赤井秀一と沖矢昴が同一人物なのにこの差好きです!
沖矢昴さんは子供に好かれてやんわかしてる!
赤井秀一はキリッとしてて信頼できるヽ(*´∀`)
赤井秀一が沖矢昴になったと言う流れは『まさか!』ということの連続でした。
コナンがここまで読んでいたとは。
赤井秀一じゃなくても『これほどまでとはな』と言いたくもなりますね!
携帯電話に指紋を残させる方法とか、ジンが頭をぶち抜けよって命令するところまで読んでいたというのはすごいと思いました。
でも、トリックは巧妙ですが『帽子から血糊が吹き出す仕組み』っていいうのはちょっとショボい感じがするのは私だけでしょうか(笑)
『緋色シリーズ』では、安室透がこのトリックを見抜いていますが、このトリックを見抜いた安室透もかなりのキレ者であることが分かりますよね~!
FBIの仲間であるジョディたちも赤井秀一が生きていたという真実については知らされていませんでしたし、まさに『敵を欺くにはまず味方から』ってことですね!
灰原も怯えてるし、怪しさ満点の沖矢昴でしたが、何よりも心強い味方でした!
沖矢昴=赤井秀一とわかった上で、沖矢昴登場回を見返してみると、また違った発見があって面白いかもしれませんね!
これからもコナンの側で黒の組織を一緒に追っていく姿が楽しみです!