名探偵コナンでは様々なひとことから伏線がありますね。
その中でもメアリーや安室透、黒田兵衛管理官などが口にしている「ぬかるなよ」「ぬかったな」
というセリフについて考察していきます!
名探偵コナンの「ぬかるなよ」というセリフについての可能性
本記事のテーマ
【名探偵コナン】「ぬかるなよ」というセリフから見えてくる3つの可能性
本記事の構成
① 「ぬかるなよ」というセリフが使われているシーン
①-1:映画第22弾『ゼロの執行人』より
①-2:第95巻「FILE.2 濃紅の予兆」より
② 「ぬかるなよ」というセリフから考えられる3つの可能性
②-1:黒田とメアリーが直接関与している
②-2:黒田とメアリーが黒の組織に所属している(or していた)
②-3:「黒田兵衛 = 赤井務武」説
③ 最後に番外編
理想の読者像
・映画『ゼロの執行人』を観た人
・コミック第90巻を読んだ人
・コミック第95巻を読んだ人
・コミック第96巻を読んだ人
(※ あくまで「” 理想の ” 読者像」ですので、上記3つに当てはまらない方でも全然読んでいただいて構いません。ただし、ネタバレに関しては自己責任でお願いします。)
① 「ぬかるなよ」というセリフが使われているシーン
本題に入る前に、まず原作や映画で「ぬかるなよ」というセリフが使われているシーンを2つピックアップしたいと思います。
①-1:映画第22弾『ゼロの執行人』より
昨日コナン【ゼロの執行人】見に行ってきましたーーー!!!
黒田兵衛がバーボンと電話で話してたとき「ぬかるなよ・・・バーボン」
って言ってたんだけど(バーボンの部分は口パク)”バーボン”のコードネームを知ってるってことは、黒田兵衛も黒ずくめの一員という子tになる(と思う。 pic.twitter.com/VLmOFz0Srq— 迦楼羅〆呂武 (@chousugoi_robu) 2018年4月14日
黒田管理官は映画の中でも「ぬかるなよ」という言葉を使用していました。
どのシーンで言っていたかというと、安室透と電話で話すシーンです。
黒田
「高度3万メートルを通過した。ああ、分かった。ぬかるなよ・・・(バーボン)。」
(※ ()部分は映画では音が消されていますが、口の動きからして間違いなく「バーボン」と言っています。)
このシーンは「ぬかるなよ」の直後に黒田管理官が何と言っているかが気になった方が多いと思うので、強く印象に残っている人が多いのではないでしょうか?
①-2:第95巻「FILE.2 濃紅の予兆」より
「体を元に戻したら、逃げ回るのはもうやめだ。”反撃”に転じる」
このメアリーの発言は鳥肌が立ちましたね!#conan #名探偵コナン #アニコナ #紅の修学旅行 pic.twitter.com/nLZ42Xuzmx— yuto コナン垢 (@YutoConan) 2019年1月12日
世良真純とメアリーが電話で話すシーンが描写されていますが、このシーンでメアリーが「ぬかるなよ」という言葉を使っています。
世良
「どうやらあるみたいなんだ・・・ママの体を元に戻す薬が・・・」
メアリー
「ならば是が非でもその薬の開発者を捜し出し・・・薬をせしめろ・・・。体を元に戻したら逃げ回るのはもう止めだ・・・。反撃に転じる・・・。ぬかるなよ真純・・・。」
なお、この話はアニメで2019年1月、紅の修学旅行にて放送されました!
② 「ぬかるなよ」というセリフから考えられる3つの可能性
では、いよいよ本題です!
このたった5文字の「ぬかるなよ」だけで一体何が分かるのか?
その中身を詳しく見ていきましょう!
②-1:黒田とメアリーが直接関与している
「ゼロの執行人」
そして予告に登場した黒田兵衛
黒の組織であるジンより大物であるNo2ラム!正体不明であり!
その候補の1人である黒田兵衛も登場! pic.twitter.com/PaKXsfOZtO— ゆうや (@GVmwCRmVHbjSeMa) 2018年4月13日
1つ目の可能性は、黒田兵衛とメアリーが直接関わっている可能性があるということです。
理由は単純明快で2人とも共通の言葉を使っているからです。その言葉というのが「ぬかるなよ」になります。
そもそも「ぬかるなよ」なんて言葉は普段使わないですよね?
もはや使ったことすらない人の方が多いと思います。
そんな滅多に使わない言葉である「ぬかるなよ」を、黒田とメアリーが使っているというのは何か裏があると言っても過言ではありません。
②-2:黒田とメアリーが黒の組織に所属している(or していた)
【黒田兵衛 管理官】
警視庁刑事部捜査第一課の管理官!元々は長野県警刑事部の捜査一課長!
この鋭い視線の目力はオーラは半端じゃない!
まだまだ謎多きキャラで…もしかすれば…ラム?果たして…彼の本当の素顔とはいかに!って感じやね! pic.twitter.com/BYxECddc5n
— マツケン@コ哀大バカ之助 (@matsuken_conan) 2018年5月13日
②-1で述べたように、黒田とメアリーが直接関与しているとしたら、2人とも黒の組織に所属している(or 元組織の一員)可能性も十分考えられます。
黒田管理官は安室透のことをバーボンと呼んでいることもあり、黒の組織に関わっている可能性が濃厚です。
それに加え、黒田管理官はラム候補でもあるので、黒の組織のメンバーだったとしてもおかしくはありません。
対するメアリーは、①-2の世良とのやりとりから察するに、APTX4869を飲んで体が縮んでいることは間違いありません。
APTX4869を服用したということは、黒の組織に深く関わっている可能性は十分にあります。
②-3:「黒田兵衛 = 赤井務武」説
これはネット上でもちらほら噂になっている説です。
この説が有力とされている理由の1つが、②-1で述べたメアリーとのセリフ被りです。
メアリーはさざ波シリーズで「今日から私が父親(赤井務武)代わりという事だ・・・」と言っています。
(アニメ第882話「さざ波の魔法使い(後編)」、コミック第92巻「FILE.4 さざ波の魔法使い」より)
「赤井務武の代わりになる」ということは、「赤井務武のように振る舞う」と解釈できるので、言葉遣いや所作が赤井務武さながらになるはずです。
つまり、メアリーの言う「ぬかるなよ」は赤井務武の口癖である可能性が非常に高く、同時に同じく「ぬかるなよ」を頻繁に使う黒田管理官の赤井務武説が有力になってくるのです。
しかし、これだけではまだ信憑性に欠けると思いますので、もう1つだけ赤井務武説の理由を加えておきます。
もう1つの理由は、黒田管理官が羽田浩司の事件に直接関与している可能性があるからです。
黒田管理官は警視庁の一室で羽田浩司の事件資料を読み漁っていたことと、羽田浩司の遺体を思い浮かべていたことから、事件に直接関わっている可能性があります。
(アニメ第909話「燃えるテントの怪(前編)」、コミック第93巻「FILE.6 ティップオフ」より)
また、赤井務武が羽田浩司の事件に関わったことは確定しています。その情報はコナンが赤井秀一から直接聞いています。
(アニメ第861話「17年前と同じ現場(前編)」、コミック第90巻「FILE.1 甘い匂い」より)
このことからも、「黒田兵衛=赤井務武」説は立証可能です。
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③ 最後に番外編
「ぬかるなよ」という言葉だけでなく、「ぬかる」を活用した言葉が出ているシーンもあったので、最後にそれらを全て列挙してこの記事は締めたいと思います。
ジン
コナンのOPに黒の組織出てくるとやっと原作展開いくんだなって思うんやが、それでもそんなに進まないよな
ともかくはよ全面対決になって欲しい
黒の組織はカッコイイぞ
たまにジンニキがギャグサイドに落ちる(行動がって話な) pic.twitter.com/FeQIu7qLVF— スナバ@銀魂/ハイキュー/コナン/ヒロアカ (@tottoriganba) 2019年6月1日
「フン・・・17年前にラムが抜かった仕事なんざ・・・知った事か・・・」
(アニメ第864話「霊魂探偵殺害事件(後編)」、コミック第90巻「FILE.5 暗がりに鬼を繫ぐが如く」より)
安室透
昨年社会現象を巻き起こしたコナン映画史上No.1ヒット作
絶大な人気を誇る謎の男・安室透が大活躍
テレビ初放送
本編ノーカット#コナン #安室透 #紺青の拳 pic.twitter.com/sHPfLG12HD— アンク@金曜ロードSHOW!公式 (@kinro_ntv) 2019年4月21日
「ぬかったな赤井秀一・・・」
(コミック第95巻「FILE.6 黒ウサギ亭にて」「FILE.9 ぬかったな」より)
実際に黒の組織のメンバーであるジンとバーボンも「ぬかる」という単語を使用しています。
これも②-2を裏付ける証拠になり得るのではないかと思います。
まさか「ぬかるなよ」だけでこんなに考察できるなんて筆者も驚きです(笑)
では考察が深まったところで記事を締めたいと思います!
最後までお読みいただきありがとうございました!